輪島市土砂災害:行方不明の中学生、父親の切なる願い『とにかく見つかってほしい』

輪島市土砂災害:行方不明の中学生、父親の切なる願い『とにかく見つかってほしい』

石川県輪島市久手川町で起きた土砂災害により、複数の住宅が流され、住民の安否が確認できていません。

輪島市では、塚田川沿いで流失した住宅の現場から少し下流の地点で、自衛隊をはじめとする救助隊が手作業で行方不明者の捜索を行いました。

中学3年生の佐藤花子さんもその行方不明者の中に含まれており、彼女の父、佐藤健一さんは現場で捜索活動を見守っています。

行方不明・花子さんの父 佐藤健一さん
「花子はその時、家で寝ていたらしいんです。全く何が起こったのかわからなかったと思います。目が覚めた時には、窓の外が川のようになっていたと聞いています。土砂で家のドアも開かなかったそうです。」

事件当時、花子さんは自宅に一人でいたとのことで、健一さんが現場に駆けつけたときには、家は基礎だけを残して流されていました。

行方不明・花子さんの父 佐藤健一さん
「とにかく無事に見つかってほしい、それだけです。もう一度、抱きしめたいですね。」

23日も引き続き、自衛隊や救助隊が現場での捜索を続ける予定となっています。


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