ドジャースの編成本部長、大谷翔平のPS投手復帰を否定 – 完全復帰は来季に照準

ドジャースの編成本部長、大谷翔平のPS投手復帰を否定 – 完全復帰は来季に照準

ドジャースの編成責任者であるアンドルー・フリードマンは、2024年9月21日、日本時間で新しいインタビューに応じました。彼は、大谷翔平が右肘の手術後のリハビリを続けている中で、今シーズン中に投手として再びマウンドに立つことはないだろうと明言しました。フリードマンは、「10月に大谷がどれだけのエネルギーを費やすかを考慮し、10月と11月のリハビリ計画を立てていく。あくまでも次の目標は来シーズンの完全復帰だ。今年中に彼が投げることは考えていない」と述べました。

大谷自身もすでにブルペンでの投球練習を再開しており、先週のマイアミ遠征中に帰国後、チームとミーティングを行い、オフシーズンを含めた今後のリハビリと活動予定について話し合う予定だと語っていました。

フリードマン編成本部長は、今週中に再度話し合う予定を示しましたが、それはあくまで長期的な視点に立ったリハビリスケジュールの確認であり、特に彼のメジャーリーグ7年目となる今年、初めて経験するポストシーズンに向けては、投球に関するリハビリの負担を軽減する可能性も考えていると示唆しました。

また、最近では一部の米メディアがポストシーズンでの大谷のクローザーとしての起用を提案し、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督もその可能性を完全には否定しませんでした。しかし、フリードマンは大谷が今シーズン中に再び投げる可能性をきっぱりと否定し、改めて来シーズンの二刀流としての完全復帰に焦点を当てることを強調しました。このように、ドジャースは大谷の健康と長期的なキャリアを最優先に考えており、彼の才能を来年以降も最大限に活かす計画を進めています。