インテル「独り負け」招いたCEO肝煎り事業の混沌、時価総額はAMDの半分以下、直近業績は赤字転落

インテル「独り負け」招いたCEO肝煎り事業の混沌、時価総額はAMDの半分以下、直近業績は赤字転落

「すべての視線がわれわれに注がれ続けるだろう。 少しの隙もなく戦い、これまで以上の結果を出さなければならない。それが、批判してくる人々を黙らせる唯一の方法だからだ」

9月16日、インテルの全従業員が受け取ったメッセージは、並々ならない危機感で溢れていた。送り主は同社のパット・ゲルシンガーCEOだ。

半導体業界のかつての盟主、インテルが苦境に陥っている。同社の2024年1~6月期の決算は、売上高は255億ドル(前年同期比3.6%増)、営業利益は30億ドルの赤字で着地。1990年以来で最低の利益水準だった昨年に続き、2024年通期でも厳しい状況が続く見込みだ。


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