ソフトバンクは、2024年9月18日の午後4時12分頃から約22分間、西日本の一部地域において通信サービスに障害が発生したことを発表しました。この障害は、ソフトバンクだけでなく、傘下のワイモバイルやLINEMOの携帯電話サービスにも影響を及ぼしました。また、家庭向けの固定電話サービスである「おうちのでんわ」や、ソフトバンクの通信回線を利用している他の仮想移動体通信事業者（MVNO）のサービスも同様に影響を受けました。
この通信障害は非常に広範囲にわたり、通常の通話やデータ通信だけでなく、110番や119番などの緊急通報にも支障をきたしたとのことです。これは、通信インフラがどれほど生活に密接に関係しているかを改めて認識させる出来事でした。
現在、ソフトバンクはこの問題を解決し、サービスは復旧しています。しかし、もしユーザーがまだ通信に不具合を感じている場合、携帯電話の再起動や、機内モードを一度オフにしてから再度オンにすることで、通信状態が改善される可能性があるとアドバイスしています。
このような通信障害は、ユーザーにとっては不便であるだけでなく、緊急時の対応にまで影響を与えるため、通信会社には迅速な復旧と再発防止策が求められます。ソフトバンクは今後、この種の障害が再び起こらないように、システムの見直しや改善に取り組むと述べています。