セブン&アイ・ホールディングスは、10日に発表をした。傘下にあるイトーヨーカ堂が運営しているネットスーパー事業から、2025年2月末で撤退するという内容だ。このネットスーパー事業は、主にオンラインで食品や日用品を販売するサービスで、忙しい人や外出が難しい人にとって便利なものとして知られていた。
昨年8月には、事業を拡大するために横浜市に大規模な専用センターを開設。このセンターは、より多くの顧客に迅速に商品を届けるためのもので、会社としても大きな期待を寄せていたプロジェクトだった。しかし、残念ながら売り上げは当初の計画を大きく下回り、予想していたほどの成功を収めることができなかった。
その結果として、セブン&アイはこの事業から撤退する決定を下し、8月の中間決算で458億7700万円という特別損失を計上した。この金額は大きく、会社にとっても大きな負担となるが、事業の不振を続けるよりは、早めに損切りを行う方が長期的には利益になると判断したようだ。
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