自民党・菅家一郎氏、派閥裏金問題で衆院選不出馬を正式表明【2024衆院選】

　自民党の菅家一郎前衆議院議員は、10月12日に福島県会津若松市で行った記者会見で、次の衆議院選挙には出馬しないという意向を表明しました。この発表は、菅家氏が所属していた自民党が、菅家氏を派閥の裏金問題に関連して非公認としたことを受けたものです。

　菅家氏はこの裏金事件に関して、深い反省の意を示しました。「この問題に関して、自分の責任を強く感じています。多くの有権者や支持者から、裏金議員として厳しい目で見られています」と語り、国民や支持者に対して謝罪しました。また、出馬しないという決断については、「出馬を辞退することで、国民に対して責任を果たし、けじめをつけることができるのではないかと判断しました」と述べています。

　菅家氏は以前、自民党の旧安倍派に所属しており、一時は無所属で福島3区から出馬する意思を示していましたが、今回の記者会見でその意思を撤回し、政治の舞台から退く意向を明確にしました。これにより、菅家氏の政治活動に区切りがつけられる形となります。