イスラエル軍による攻撃がレバノン各地でどんどんエスカレートする中、多くの市民が避難を余儀なくされている。これに対しレバノン政府は公立学校など900か所を避難所として解放し、対応にあたっている。だが、攻撃がエスカレートするにつれて、首都ベイルートに安全な場所求め、多くの市民が押し寄せている。それにより避難所に入れない人が続出し、路上での避難生活を強要されている。
観光名所として知られるベイルート中心部の広場や、地中海に面する海岸沿いの通りには、避難所に入れなかった人々がテントを貼り、路上で洗濯をする姿もみられた。
さらに攻撃により物流にも影響が出ている。ベイルート市内の食料品店では、日用品・食品の一部が品薄になっている。パン屋では、小麦の入荷が追いつかず、空になっているたなもある。
こうした状況を見ると、レバノン市民を取り巻く状況は時と共にエスカレートしている。
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